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「放送開始40周年記念サザエさんスペシャル」で波平さんが禁断の言葉を発言

サザエさん一家と太陽の塔 

フジテレビ系列で15日に放送された「放送開始40周年記念サザエさんスペシャル」。この番組は2部構成になっており、18時30分から30分間はアニメ、19時から2時間は観月ありさ主演のドラマになっている。前半のアニメもスペシャル番組なので、過去に放送された、大阪万博にサザエさん一家が訪れた回の再放送や、一家で過去のアルバムを見るなど、特別編成になっている。そのアニメの中で、磯野家の家長である波平さんが、禁断の言葉を発言した。

 

アニメの中で、一家そろってアルバムを見るシーンで、カツオが未来の一家の様子を想像して語るシーンがあった。

 

カツオとワカメの将来

 

上の画像がカツオが想像した未来のサザエさん一家。このふたりが誰だかわかるだろうか。なんと、カツオとワカメである。カツオが「おい、ワカメ、お酒はもっとないのか?」と聞くと、ワカメは「カツオ兄さんまだ飲むの」と答える。カツオは現在11歳、ワカメは9歳である。この絵の感じからして、どう若く見積もっても、この未来のカツオとワカメは30歳前後にはなっているはずで、少なくとも現在から20年以上先の未来だろう。現在から20年後は2029年。2029年に着物でかっぽう着を着て料理をするアラサーはいるのだろうか。このシーンの前に、サザエさん一家の冷蔵庫の変遷を回顧するシーンがあった。冷蔵庫が大きくなって便利になったとサザエさんは語った。

 

サザエさんの家の冷蔵庫

 

左がいちばん古く、右端が現在使っている冷蔵庫である。改めて、未来のカツオとワカメの画像を見てみると、冷蔵庫が現在と変わっていない。炊飯ジャーもいわゆるハイテク家電ではなく昔ながらの物だ。なんとも物持ちがいい。そして、未来のワカメが日本酒を持って居間に現れる。

 

未来のサザエさん一家

1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 デロリアン

 

お正月なのかもしれないが、タラちゃん以外、全員着物である。そして、テレビがどう見ても地デジではない。地デジチューナーをつけているのかもしれないが、この手の木目調ブラウン管テレビは今でも珍しく、ここでも物持ちの良さがあらわれている。

 

そして、この未来想像シーンが終わり、現在の居間にシーンは戻る。そこで、波平さんがとんでもないことを口走る。「その点、アニメは歳をとらんからいいな」。はっきりとそう言ったのである。こんなメタフィクションギャグを波平さんがかますとは衝撃的である。まさに禁断の発言である。あれだけ威厳のある磯野家家長の波平さんが、自分は虚構であることをネタにしたのだ。そうなると、先ほどの未来のシーンは虚構の中の虚構ということになり、私たちには届くことができない4次元の世界になる。アニメ「サザエさん」は2次元であるが、40周年を迎えてついに4次元に到達したのだ。

 

さすが波平さん。根性が座っている。

 

 

近添真琴

 

 

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トラックバック by イヒ!ログ 2009 年 11 月 16 日6:39 PM

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