幸福実現党製作の「北朝鮮核ミサイル発射」ドラマがリアルすぎる

宗教団体「幸福の科学」が創設した政党「幸福実現党」が製作したドラマ、「北朝鮮、核ミサイル発射!!」が話題になっている。
動画は6月30日に公開されたものだが、すでに再生回数は4万回を超えている。
幸福の科学は以前からアニメ映画などを作っており、映像製作は得意なジャンルなのかもしれないが、それにしても迫力がある。
ここからは個人的な考えだが、やはり政治と宗教が融合することには問題がある。特にカリスマ的指導者が存在する宗教の場合、その指導者が独裁者になる可能性も大きい。幸福実現党の公約には、「国会と大統領を置く」、「国会と大統領の意見が分かれた場合、大統領の意見を優先する」というものがある。この大統領にカリスマ的指導者が就任したとしたら、それこそ北朝鮮のような独裁国家になってしまう可能性が高い。イランの大統領選挙後の混乱を見て、これは強く感じた。イランには大統領よりも強い権力を持ち、国軍よりも強い軍隊を持つ「最高指導者」というイスラム教の指導者が存在する政治体制を取っている。大統領選挙に出馬するにも、この最高指導者の許可が必要である。中東諸国はもともと、イスラム教が生活に根付いているため、日本と同列には扱えないかもしれないが、それでも実際にイランでは選挙結果に不正があったのではないかという疑念が国民の間に生まれ、暴動が起きてしまった。やはり政治と宗教が結びつくことは危険なことだと言わざるをえない。
しかし、この動画のようなことが実際に起きる可能性があるのも確かである。それに対する危機感が日本人には少ない。そういった意味では、この動画の再生回数が多いことはよいことかもしれない。
(近添真琴)
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